電車なら25分、足なら4時間。「山と海」をつなぐ鎌倉ワンウェイトレイルの贅沢な遊び方。

鎌倉駅から江ノ島まで。 電車(江ノ電)に揺られれば、海を眺めている間にたったの25分で到着します。

でも、あえてその距離を「4時間」かけて、自分の足で移動してみる。 すると、車窓からは絶対に見えない景色や、電車移動では味わえない不思議な達成感に出会えることを知っていますか?

今日は、いつもの周回コースや往復ランニングとは違う、「戻らない旅(ワンウェイ・トレイル)」という、週末の贅沢な遊び方をご紹介します。

スタートとゴールは、別の場所でいい。

ランニングというと、多くの人が「荷物をロッカーに預けて、またそこに戻ってくる」スタイルを想像します。 でも、元の場所に戻るために走るのって、なんとなく「運動」や「義務」の色彩が強くなりませんか?

「ワンウェイ(片道)」のルールは簡単です。 スタート地点には戻らないこと。 ただひたすら、遠くのゴールへ向かって進むこと。

背中のリュックに荷物をすべて詰め込んで、一歩踏み出す。 「もう戻らなくていい」と思うだけで、足取りは軽くなり、ただの移動が「小さな冒険」に変わります。

「山」を抜けたら、そこは「海」だった。

私がガイドとして一番おすすめするワンウェイルートが、「古都・鎌倉の山から、江ノ島の海へ」抜けるコースです。

このルートの最大の魅力は、「劇的な場面転換」にあります。

スタートは、鎌倉の深い森。 木漏れ日が差し込む静かな「切通し(山道)」を、土の感触を楽しみながら進みます。 聞こえるのは鳥の声と、自分の足音だけ。

そして、森を抜け、最後のカーブを曲がった瞬間…… 視界いっぱいに、キラキラと輝く湘南の海が「ドーン!」と飛び込んできます。

森の「静」から、海の「動」へ。 暗がりから、光の世界へ。この「山を越えて海に出た」時の開放感は、言葉では言い表せないほどの感動があります。

300年の甘味と、海沿いのクルージング。

この「4時間の旅」には、急ぐ理由は一つもありません。 途中、長谷にある創業300年の老舗和菓子屋「力餅屋」へ寄り道しましょう。

名物の「権五郎力餅」や大福を頬張り、糖分をチャージ。 甘いお餅の味が、疲れた体に染み渡ります。(これも旅の醍醐味!)

エネルギーを補給したら、ラストは海沿いの国道へ。 横を走る江ノ電、潮の香り、サーファーたちの姿。 だんだんと近づいてくる「江ノ島」のシンボルを見据えながら、ウイニングランのようにゆっくりと進みます。

自分の足でつないだ距離は、裏切らない。

ゴールの江ノ島に到着する頃には、お昼時。 電車なら25分で着く場所に、あえて4時間かけて辿り着く。

一見、無駄なことのように思えるかもしれません。 でも、自分の足で山を越え、街をつないだ後に飲むドリンクや、ゴール後に食べる海鮮丼は、普段の何倍も美味しく感じられるはずです。

効率を求める平日を忘れて、 今度の週末は、あえて時間をかける「片道切符の旅」に出かけませんか?

【お知らせ】3/21(土)、このルートをご案内します。

【2月22日(日) は満席となりました!申込ありがとうございました

「ワンウェイは楽しそうだけど、道に迷いそう…」 「一人だと心細い」

そんな方のために、今回ご紹介した「鎌倉to江ノ島」の絶景ルートを巡るツアーを開催します。

ペースは「登りは歩き、平地はおしゃべりできる速度」。 距離への挑戦が初めての方も、ガイドと仲間がいれば安心です。 最高の「ワンウェイ体験」を、ぜひ一緒に味わいましょう。

▼ 【鎌倉to江ノ島】山と海をつなぐ絶景ワンウェイトレイル

  • 日程: 2026年3月21日(土)
  • 時間: 8:30〜12:30頃
  • コース: 鎌倉駅〜大仏ハイキングコース〜力餅屋〜海沿い〜江ノ島(約12km)
    • ※登りは歩きます。初心者歓迎!

「ワンウェイの旅」に、新しいルートが誕生!
▼ 【リゾート気分を味わいたい方へ】古都と南国をつなぐ「鎌倉to逗子 絶景ワンウェイ」
静かな森を抜けたら、目の前にはパームツリーとヨットハーバー。 人気ベーカリーでパンを買って、海沿いで休憩タイム。まるで海外を旅するような、景色が変わるワンウェイトリップです。

  • 2月11日(水・祝) 8:30 – 12:30
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